雨漏り修理した屋根は、塗装も施工しておきましょう。どのような塗料を塗装するのかによって、屋根の耐久性に影響が出ますし、雨漏り修理した箇所の保護効果にも影響します。理想的な塗料の選び方は、撥水性能が極めて高い塗料です。基本的に屋外の塗装は防水性が重要です。
自然の風雨にさらされても、防水効果が発揮されていれば、雨漏りも予防できます。塗装の塗膜は自然に経年劣化します。保証期間内であれば、どの塗料でも問題なく防水性も発揮されます。重要なのは保証期間内であっても、効果が異なる要素がある点です。
具体的には雨が降ったときに、塗膜に浸み込む可能性があるかどうかです。防水性は水を防ぐ効果なので、多少は水分を吸収してしまう場合があります。連日の雨で、屋根が乾燥しにくいなどの影響もあります。撥水性の高い塗料は、雨が降っていても水分を吸収しません。
水を遮断すると言っても良いでしょう。連日の雨のときでも、屋根が水を弾き返し続けるので、屋根が濡れて塗膜の色が濃くなるという変化は発生せずに、常に雨水を遮断できます。雨漏り修理した箇所は、何らかの原因で雨水を吸収しやすかったり、乾燥しにくかったりするなどの条件が見られますが、撥水性の高い塗料を塗装しておくと、どのような自然環境であっても水分を遮断できます。雨漏り修理を施工した後の理想的な状態は、温度や湿度に影響されることなく、建物の内部へ雨水を浸み込ませない状態です。